お守りの愉しみ②~腕輪念珠とパワーストーンブレス
さてさて。ずいぶん前に書いた「お守りの愉しみ」シリーズを
きっと覚えてる人もいないくらいの頃に続きを書いていくスタイルですw
寺に生まれ、お守りに囲まれた私が好き勝手にお守りについて書いていきます。
腕輪念珠とは
まあ、Wikiに書いてあるんですけども
このよーに、ゴムのボサ(房)があり
親玉(写真では透明の一番大きい球)と
主玉(写真では赤い球)と
子玉(写真では透明の小さい球)で構成されてるものが基本スタイルです。
最近は親玉の下にボサがないものの方がよくあります。
ちなみに、略式ですがブレスではなく冠婚葬祭用は下記のタイプが一般的になじみがあると思いますが
それを模した形でお守り・信仰を表すものとして身に着けているのが腕輪念珠というのが
最近の一般的な認識かなあと思います
本式のものは結構宗派で形が変わりますです。
なので、このタイプの腕輪念珠は法事やお墓参りの時に身に着けていても問題ありません。
10年前から実家のお札所でブレスレットを作っていました
ところが、最近はこの形状にこだわらずに天然石のブレスレットが売られています。
というか、私もそういうものを10年前から作って実家で出していました。
JS(住職)の父が祈祷をしています。
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もうこーなると、信仰の印というよりは「身に着けることのできるお守り」という意味合いが強いですね。
だので、私もお札所では石の種類は書いておくんですけど
意味合いは特に明記もしません。
パワーストーンクラスタが好む石よりは、色がきれいだったり
よく知られている石の方が好まれます。
ただこうなると法事やお墓参りには若干浮くかなーとは思うので
普段使いのお守りとして愛用してくださると良いと思います。
ブレスレットが身に着けられないお仕事の人などは、カバンに入れて持ち歩くなどでも構いませんです。
私が作り始めた10年前はかなりパワーストーンブレスレットのブームでしたが
最近は木でできたものが人気です。軽くて着けやすいですからね。
個人的には最近は木でしたら金剛菩提樹(ルドラクシャ)がイチオシです
人のお守りを哂うな
さて、ブレスを作り始めて自分でもミネラルフェアとか
石好きな人のあつまる掲示板などをよく見たりして見た結果
よくよく出てくる言葉があって
「数珠みたいなやつ着けちゃってwwwwwwwwwww」
っていうやつ、実際そういう場でワイヤーアクセサリーの人から言われた事がありました
「君もクリエイターならそんなの着けてるんじゃないよwwww」
私のはガチのやつなんですけど (#・∀・)
数珠店で作られた、親玉と子玉と主玉の区別があるものです
しかも、JS(住職)である父が祈祷したものです。
おめえそれ、クリスチャンに「ロザリオなんか着けちゃってwwwwww」って言えるか?
ってぷんすかしながら帰ってきたことありましたねーw
でもまあ、
「他人がどういう思いでそれを身に着けてるか分からないのだから、
見た目で安易に判断はいくないし、笑うのも良くないね」
といういい教訓でございますね。
もはや「石を身に着けている」というだけで何か言ってくる人もいたりするらしいのですが
込められた願いや思いはその人や、それを贈った人だけのものです
人のお守りは笑わないほうが賢明
ということではないでしょうか。
皆様も、良かったらお寺に初詣の際は新年のお守りに好きなものをお一つ見つけてみてくださいね~
(・∀・)ノ 良いお年を!!